
ファミキャンのススメ vol.15 テントの強風対策
今年は例年になく早い梅雨入りになりそうですね!
連日の雨に加えて、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言のため、大阪を拠点とする私はキャンプに行きたい気持ちをぐっとこらえておとなしく日々過ごしております。
コロナウィルスも災難ですが、キャンプにおける災難と言えば【雨】と【風】ですね!
特に今年の春は風が強い日が多く、テントのポールが折れたり、設営自体とてもできる状況じゃなかったりという災難に見舞われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
と言うわけで、今回はテントの強風対策についてご紹介させていただきます!
何よりも重要なことは、決して無理をしないこと
まずはじめにお伝えしたいのは、強風時のキャンプは、なかなかハードです!ということ。
テントが壊れてしまったり、夜は風の音が気になって眠れなかったりするので、事前に天気予報で風速についてもチェックし、風速8mを超えるような日は我慢してキャンセルするか、キャンプ場に相談してコテージに変更してもらうなどの対応をおススメします。
そうはいっても、キャンプ場に着いたら思っていたより風が強いなんてこともありますので、そんな時の参考にしていただければと思います!
風を遮るものの風下に設営する
風が強い場合は、風の直撃を避けられる場所を選びましょう。
林間サイトだと木々が風を遮ってくれるので比較的風の影響は受けにくいです。
他にも、トイレや炊事場などの建物の横とか、最悪の場合、車が風上に来るように設営すれば少しでも風の直撃を遮ることができます!
ガイロープとペグを総動員する
キャンプ場で、ガイロープを全くペグダウンしていないキャンパーさんを見かけますが、少しでも風がある日は絶対にガイロープを使ってください!
昼間は穏やかな風でも、夜中に急に強風が吹くこともありますので注意が必要です。
ペグダウンについても、風にあおられてペグが抜けてしまうこともありますので、固定力の強いの30㎝程度ある鍛造ペグがおススメです!
細いペグしか無い場合は1本のロープに対して2本のペグで固定すれば安心です!
ロープも、1本のポールに対して2本のロープで三角形になるようにペグダウンすると、1本のロープよりも格段に強く固定できます!
焚き火は我慢してください
焚き火はキャンプ最大の楽しみです。
でも、風が強い日は我慢してください。
思わぬところまで火の粉が飛んでやけどをしたり、テントに穴が開いたり、最悪は周りの木や落ち葉に燃え移って火事になるなんてこともあり得ます。
強風時は、安全に料理できるようにコンロを使いましょう!
ファミリーキャンプは安全第一!
他にも、夜中に突風が吹くこともあるので、風に飛ばされそうなものは車の中に片付けるか、テントの中に入れておくようにしてください。
最近はキャンプ場での盗難なんかもあるようなので、就寝時の片づけは大切です!
以上、テントの強風対策についてご紹介させていただきました。
風ともう一つの強敵、【雨】対策の記事もご用意しておりますので、是非ご覧ください。
ソロキャンプなら多少のトラブルも後になれば楽しい思い出になりますが、ファミリーキャンプはそういうわけにはいきません!
確かな知識と万全の準備で、安全・安心にキャンプを楽しんでください!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、キャンプ場でお会いしましょう。
M.W.Mでした!